伊勢崎市│産婦人科│あかつきウィメンズクリニック|産科│女医

 
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産科

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母子手帳について

母子健康手帳交付

現在お住まいの(住民票の所在地)各市町村で交付されます。
母子健康手帳は、お母さんとお子さんの一貫した健康記録としてたいへん貴重なものです。名前や住所、電話番号、出産予定日などの必要事項をご自身の手で早めに記入し、外出時には必ず持ち歩きましょう。母子健康手帳には、妊娠中・産後に役立つ情報がいろいろ掲載されていますので、よく目を通しておきましょう。

妊婦健診受診票

定期的な妊婦健診のうち、妊娠確定後の1回目の検査、および2回目以降の検査費用の一部を助成してもらうための補助券です。母子健康手帳の交付を受ける際に、一緒に妊婦健診受診票を受け取ります。妊婦健診の公費負担回数は、市町村によってそれぞれ異なります。公費負担は上限額が設けられています。そのため検査内容や項目数によっては、この上限額を超える場合がありますが、その差額は自己負担となります。
また、超音波検査が公費負担で受けられる場合がありますので、各市町村から妊婦超音波検査受診票を受け取っている方は、医師・助産師にご提示ください。健診時には、受診票に住所・氏名・出産予定日などをご記入の上、ご持参ください。

※群馬県以外にご在住の方は、妊婦健診受診票をご使用になれませんので、ご了承ください。なお、市町村によっては、出産後償還(しょうかん)払いが受け取られることもありますので、お住まいの各市長村担当課にお問い合わせください。

健診のご案内

妊娠の経過や、お腹の赤ちゃんの発育状況、またお母さんの健康状態をチェックし、異常を早期のうちに発見するためにも、健診を定期的に受けましょう。気になることや心配なことは、何でも医師・助産師に相談し、安心で快適な妊娠生活を送りましょう。

妊娠週数ごとの健診回数の目安

(その方の状況により変わることがあります)

妊娠24週まで 3~4週間に1回
妊娠24週~27週まで 2~4週間に1回
妊娠28週~36週まで 2週間に1回
妊娠36週以降 1週間に1回

妊婦健診の際に必ず行う検査

尿検査 尿に、糖やたんぱくが出ていないかを調べます。
糖尿病や腎臓への負担を早期に発見することが可能です。
血圧測定 妊娠高血圧症候群を早期に発見するために行います。
体重測定 体に余計な負担をかけないために、妊娠中の過度な体重増加を防ぐ目的で行います。
腹囲
子宮底
子宮が妊娠週数に応じて大きくなっているかどうかをみていきます。(16週から計測します。クリニックからご本人様用のメジャーをお渡ししますので、健診時には毎回お持ちください。)
  • 加えて、週数に応じて血液検査、おりものなどの培養検査などを行います。
  • 36週以降は、毎回の健診ごとにNST検査(赤ちゃんの心音とお腹の張り具合をみる検査)があります。クリニックからご本人様用のベルトをお渡ししますので、健診時には毎回お持ちください。

産前クラスのご紹介

マザークラス

「マザークラス」とは、当クリニックで行っている母乳育児、出産準備クラスのことです。妊娠中、出産や育児に向けて気分良くお過ごしいただけるように、皆さんの知りたいこと、してみたいことを組み込んだ楽しいクラス作りを目指しています。お友達を作る機会にもなりますので、奮ってご参加ください。
妊娠14週以降、週数に応じてお話をさせていただきます。当初は妊婦さんのお一人でのご参加となりますが、後期はご主人立会いの希望のある場合は、ご主人の参加もお勧めしております。

マタニティ・ヨーガ

「マタニティ・ヨーガ」は、妊娠中の様々なマイナートラブルを防いだり、心身のリラックスをもたらしたりする効果が期待できます。また、身体を柔軟にしておくことは、分娩にも好ましい結果をもたらします。

ベビーマッサージ

「ベビーマッサージ」では、お母さんの温かい手が赤ちゃんの全身に触れることで、赤ちゃんの心身の健やかな成長が促され、母子の絆をより強くする効用が期待できます。このクラスに参加すれば、ベビーマッサージのすべてを出産前に学ぶことができます。

以上のクラスは、すべて「予約制」になっております。詳しくはスタッフにお聞きください。

マタニティスケジュール

あなたは毎週_____曜日に週数が変わります。
その日を0日として、1週は6日あります。

例:月曜日に週数が変わる場合

(月) (火)~(土) (日)
37週
0日
37週1日・・・37週5日 37週
6日
38週
0日
38週1日・・・38週5日 38週
6日
今日が何週何日なのか、わかるようにしておきましょう。
健診後に母子手帳と妊娠週数が合っているかどうかを確認しましょう。
正期産とは37週0日から41週6日目までのことを言います。赤ちゃんは出産予定日より早く生まれることも、また遅く産まれることもあります。

推奨体重増加量

妊娠中に気をつけたいことの一つに「体重管理」があります。妊娠期の過剰な体重の増加は、妊娠高血圧症候群や糖尿病、また難産などの誘因になりやすいと言われています。逆に体重増加が少な過ぎる場合は、赤ちゃんの発育に影響(将来的に生活習慣病になりやすいなど)することが懸念されます。赤ちゃんが健やかに発育するためには、適正な体重増加が必要なのです。

一般的には

  • 赤ちゃんの体重約3kg
  • 胎盤0.5kg
  • 羊水0.5kg
  • 子宮血液量1kg
  • お母さんのエネルギー1~2kg


合計7~8kg


妊娠前のBMIごとに、推奨される体重増加量の目安があります。では、ご自身のBMIを計算してみましょう。

体重____kg÷身長___m÷身長___m=あなたのBMI

体格区分 推奨体重増加量 適正体重増加
低体重(痩せ):BMI 18.5未満 9~12kg
ふつう :BMI 18.5以上25.0未満 7~12kg
肥満 :BMI 25.0.以上 個別対応

お腹の中の赤ちゃんが1kgを超えてくるのは、だいたい妊娠30週くらいからです。それ以降、赤ちゃんはどんどん成長してきますので、それに伴ってお母さんの体重も増えてくることになります。

なぜ肥満は良くないのでしょうか?

  • 難産になりやすい 
    • 赤ちゃんの通り道に脂肪がつき、狭くなる
    • 陣痛が弱くなる
    • 赤ちゃんが大きくなり過ぎやすい
  • 妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病になりやすい

なぜ痩せは良くないのでしょうか?

  • 低出生体重児になりやすい 
    • 生まれた赤ちゃんが将来的に生活習慣病を発症しやすいと言われます。

体重をコントロールするポイントは?

  • 食事は3食きちんと、規則正しく摂る。 大きいまる
  • 間食の取り過ぎに注意する。
  • 夜遅い時間に食べない。
  • よく噛んで、ゆっくり食べる。
  • よく歩くように心掛ける(1日30分以上)。
  • 身体を冷やさないように留意する。

妊娠中の母体変化

妊婦さんの体には、いろいろな変化が起こってきます

  • 全身変化:体重増加(8~10kg ※個人差があります)
  • 乳房:乳房の発育、乳頭、乳輪の拡大・色素沈着
  • 腹部:妊娠線
  • 腟・外陰部・肛門:外陰部の色素沈着、便秘、痔、脱肛、頻尿
  • 下肢:静脈怒張(静脈が膨れること)

目に見えない変化もあります

  • 貧血 ・血圧の変動 ・つわり(悪心・嘔吐) ・唾液の増加
  • 味覚が変わる など

妊娠中のマイナートラブル

便秘

  • 妊娠中はとても便秘になりやすく、そのためお腹の張りをきたしやすくなります。
  • 妊娠によって分泌されるホルモンが、腸の運動を抑制します。
  • 妊娠中(特に初期)は悪阻で食事摂取量が減り、栄養バランスが偏ることがあります。
Q 便秘を予防・改善するには?
A
  • 水分を十分に摂取しましょう。
  • 食物繊維を多く含んだ食品(ゴボウ、カボチャ、ブロッコリー、のりなど)を積極的に摂りましょう。
  • 身体を冷やさないように気をつけましょう。
  • 規則正しい生活を心がけましょう。
  • ストレスを溜め込まないようにしましょう。
  • それでも改善しないようなら、妊婦健診の際にご相談ください

腰痛

  • 妊娠すると、体の重心が変わります。また、ホルモンの影響で骨盤が緩むことがあります。
  • お腹が大きくなってくると、身体はバランスをとろうとして腰が反り返るようになり、すると腰の筋肉に過剰な負担がかかってきます。
Q 腰痛を予防・改善するには?
A
  • 無理をせず、ゆっくりと動きましょう。
  • 座る姿勢や歩く姿勢に気をつけましょう。
    (足を組む、横座り、などの姿勢は避けてください)
  • 長時間にわたり同じ姿勢を保つことは避け、ときどき身体を動かしましょう。
  • 骨盤を締めるベルトを着用すると、腰痛に効果があります。
  • 身体を温めるようにしましょう。
  • 柔らか過ぎるソファや布団は避けましょう。

  • 妊娠中に起こりやすい症状の一つです。
  • 長時間同じ体勢をとったり、排便時に強くいきんだりすることによって起こります。
Q 痔を予防・改善するには?
A
  • 便秘にならないように食事・水分摂取・運動などに留意しましょう。
  • お尻の清潔を保ちましょう。
  • 身体を冷やさないように気をつけましょう。
  • 痔でお困りの場合は、妊婦健診でご相談ください。

静脈瘤

  • ふくらはぎ、足のつけね、外陰部などに生じやすいです。
  • 子宮が大きくなって近くの血管を圧迫し、下半身の血行が悪くなることで起こります。
  • 妊娠によるホルモン分泌が、血管の運動を弱めることも一つの原因です。
Q 静脈瘤を予防。改善するには?
A
  • 足を高くして、横になりましょう。
  • 長時間にわたり立ち続けるのは避けましょう。
  • 足の保温やマッサージをして、血行を良くしましょう。
  • 骨盤を締めるベルトや腹帯は、伸び縮みする素材は避け、巻く時はきつ過ぎないように注意しましょう。

こむらがえり(足がつること)

  • 妊娠によるホルモンの影響で起こしやすくなります。
Q こむらがえりを予防・改善するには?
A
  • 身体を温め、血行を良くしましょう。
  • 栄養バランスの良い食事を摂りましょう。
  • 足のストレッチを行いましょう。
Q どうして体を温めたほうがいいの?
A
  • 【循環が良くなる】
  • 寒いと血管が縮まり、手足の先などに血液が流れにくくなります。身体を温めると、血流が良くなり、すると赤ちゃんへと流れる血液の量も増えます。また、むくみの解消にもつながります。
A
  • 【筋肉が柔らかくなる】
  • 寒いと、自然と全身の筋肉に余計な力が入ってしまい、筋肉を硬くします。筋肉が硬くなると、肩こりや腰痛の原因になったり、お腹が張りやすくなったりします。
A
  • 【酵素(ホルモン類)が働きやすくなる】
  • ホルモンは妊娠を助けたり、母乳を作ったりするのに欠かせない物質です。身体の中の酵素・ホルモンは37~38度くらいの時に一番よく働きます。身体が冷えると、その働きが弱くなってしまうので、温かい体内環境を保つことが大切です。
Q 身体を温めるにはどうしたらいいの?
A
  • 首、手首、足首を中心に、全身を温める(腹巻やレッグウォーマーの使用がお薦めです)
  • お風呂で、肩までつかると苦しくなりやすいため、半身浴をしましょう(湯船につかって背中や足をよく温めてください。入浴できない場合には、足湯だけでも効果があります)。
  • 身体を冷やさない食事を摂るよう心がけましょう(常温か、温かい食事を摂るようにしましょう。果物や生野菜は身体を冷やすものが少なくありません)。旬の野菜を加熱して食べるようにすると良いでしょう。

おっぱいの話

母乳育児のメリット

母乳育児には多方面にわたるメリットが、たくさんあります。

赤ちゃん側
  • 病気に罹りにくくしたり、症状を軽くしたりします(消化器系感染症、呼吸器系感染症、アレルギー、SIDS:乳幼児突然死症候群の予防)。
  • 身体の成長と脳の発達を促進します。
  • 歯並びや発語にとって、良い影響をもたらします。
  • 情緒や感情、社会的発達が良くなります。
お母さん側
  • 産後の出血を防止し、回復を早めます。
  • 乳がん、卵巣がん、子宮がん、骨粗しょう症などの罹患リスクを減らします。
  • 自然なダイエットに結びつきます。
  • 赤ちゃんとの絆が深まります。
  • コツさえつかめば母乳育児は楽です。ワーキングマザーの助っ人になります。
環境・社会側
  • お金や資源の節約につながります。
  • 廃棄物を減らし、環境を汚染しません。
  • 医療費の抑制につながります。

おっぱいの変化とお手入れ

妊娠経過に伴い、乳房や乳首にもいろいろな変化がみられます。

~15週
  • 乳房が張ってきます。
  • 乳首が敏感になり、触れると痛みを覚えることがあります。
  • 乳首や乳輪が黒ずみます。

⇒この時期にはまだお手入れは必要ありません。入浴もいつも通りで構いません。

16~36週
  • 乳腺が発達します。
  • 乳房が大きくなります。

⇒乳首と乳輪を柔らかくするように、指でやさしくマッサージしましょう。マタニティブラジャーを着用し、家にいる時はブラジャーをはずし、胸を締めつけないようにします。乳頭の汚れ(白いかす)がみられたら、入浴時に洗い流しましょう。

ブラジャーの選び方

  • 肌に直接触れる部分は、コットン(木綿)がお薦めです。
  • ワイヤーの入っていないブラジャーを選びましょう。
  • 肩ひもは、太めのものがお薦めです
37週~分娩
  • 出産後に備えた乳房の準備が整っている時期です。
  • 人によっては、乳房が2倍の大きさになる場合もあります。
注意点
  • 切迫流産や切迫早産の可能性がある方は、無理に行わないようにしましょう。
  • 扁平乳頭や陥没乳頭の方は妊婦健診時にご相談ください。
  • お手入れは、毎日の積み重ねが大切です。

おっぱいの出るしくみ

  • 妊娠37週には母乳を出す準備は整っています。しかし、母乳を出すためには出産後、「赤ちゃんが吸う」という「刺激のスイッチ」が必要です。この刺激がお母さんの脳に届き、女性ホルモン(おっぱいホルモン)が分泌され、ここで初めて母乳が出てくるのです。
  • この女性ホルモンが一番出やすい時期が、出産直後~産後2時間までと言われています。これ以降になると、ホルモンが出にくくなり、十分な母乳が出なくなってしまう可能性があります。そのために、当クリニックでは「早期母子接触」を行っています。また、この時期は赤ちゃんの感覚がとても敏感なので、この時にお母さんのおっぱいの匂いや感触、また乳首を口に含むことで、吸い方を覚える(刷り込み現象)と言われます。生まれて初めて赤ちゃんが口にするものは、お母さんの乳首であることが好ましいのです。
早期母子接触

当クリニックの「母子早期接触」は、出産直後から2時間を目安におき、お母さんやお父さんと一緒に過ごしていただいております。
赤ちゃんの状態を見ながら、おっぱいを吸わせたり、なめさせたりして触れ合い、赤ちゃんの誕生した喜びを全身で感じ取ってほしいと思います。お母さんが幸せな気持ちに満ち溢れることで、おっぱいホルモンもたくさん溢れ出てきます。

早期母子接触を実施できる条件
  • 赤ちゃんの呼吸状態が安定している
  • お母さんの状態が安定しており、疲労が少ない
  • お母さんに希望がある
早期母子接触の注意点
  • 赤ちゃんの顔色が悪い時や呼吸が苦しそうな時は、ナースコールでスタッフにお知らせください。
  • 赤ちゃんが転落しないように注意してください。
  • お母さんの体に出されたホルモンは、4時間くらい経つと薄まってきます。そのため、ホルモン濃度を一定に保つためには、2~3時間ごとに赤ちゃんに吸ってもらう必要があります。赤ちゃんも本能的にそのことがわかっていて頻繁に飲みたがり、その数は1日に12回以上になることもよくあります。

⇒母乳を出す秘訣
赤ちゃんがほしがるままに授乳すること

夜間授乳について
  • 「おっぱいホルモン」は夜に多く分泌されます。そのことを赤ちゃん自身も本能的に理解しているので、赤ちゃんは夜間によく目を覚まします。夜間授乳が少なかったり、授乳を行わなかったりすると、おっぱいホルモンの分泌量が減少し、赤ちゃんが満ち足りるだけの母乳を分泌することが困難になる可能性があります。
  • 妊娠後期になると、赤ちゃんは夜に目覚めて胎動が盛んになります。すると、お母さんもその胎動などで夜間目覚めることが多くなると思います。でもそれは、産後の夜間授乳に向けて、身体の準備が始まっている兆候と考えてください。「夜中に起きられるかしら?」「何だか疲れそう」などの心配はご無用です。もし、何か気掛かりなことがあれば、遠慮無くスタッフにご相談ください。